2016.04.05
工房扉完成。
工房の正面の引戸の製作。
ようやく完成しました。
図面の書き始めからすると1年半程かかったのではないでしょうか?
少し進めては、仕事が忙しくなり再開は数ヶ月後。
数ヶ月後はすっかり忘れていて思い出すことからスタート。
なんて、効率の悪い。
自分のところの製作というのは中々進みません。






















工房入り口正面にはシャッターがあるのですが、
今まではそれだけだったのです。
ちょっと図面を描くために2回の事務所へ上がる際、
また、昼ご飯のとき、事務仕事のとき、
開けっ放しは不用心なので、いちいちシャッターを閉めておりました。
でもシャッターを閉めてしまうと、
完全に閉ざしてしまっているような感じになってしまうのですよね。
この度、ようやくそのシャッターの一つ内側に引戸が完成。
この扉ができてから急にいろんな方が、中を見ていきます。
何も付いていない、がらんと開けっ放しだった時よりもよっぽどです。
閉じた扉が人を引き寄せる。
おもしろいですね。
ようやく完成しました。
図面の書き始めからすると1年半程かかったのではないでしょうか?
少し進めては、仕事が忙しくなり再開は数ヶ月後。
数ヶ月後はすっかり忘れていて思い出すことからスタート。
なんて、効率の悪い。
自分のところの製作というのは中々進みません。






















工房入り口正面にはシャッターがあるのですが、
今まではそれだけだったのです。
ちょっと図面を描くために2回の事務所へ上がる際、
また、昼ご飯のとき、事務仕事のとき、
開けっ放しは不用心なので、いちいちシャッターを閉めておりました。
でもシャッターを閉めてしまうと、
完全に閉ざしてしまっているような感じになってしまうのですよね。
この度、ようやくそのシャッターの一つ内側に引戸が完成。
この扉ができてから急にいろんな方が、中を見ていきます。
何も付いていない、がらんと開けっ放しだった時よりもよっぽどです。
閉じた扉が人を引き寄せる。
おもしろいですね。
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2015.09.06
刺繍ミニ椅子、つい立て
刺繍教室の先生からのご依頼。
生徒さんの刺繍作品を飾るための家具を製作しました。
年に一度の教室の展示会にて飾られます。

ミニ椅子。
子供椅子ほどの大きさで、背板部分が額となっています。

裏から取り外し可能。



ついたて。

かなり大きな作品です。

同様に裏から取り外し可能。
ともに、主役の刺繍が引き立つような
シンプルなデザインにしました。
生徒さんの刺繍作品を飾るための家具を製作しました。
年に一度の教室の展示会にて飾られます。

ミニ椅子。
子供椅子ほどの大きさで、背板部分が額となっています。

裏から取り外し可能。



ついたて。

かなり大きな作品です。

同様に裏から取り外し可能。
ともに、主役の刺繍が引き立つような
シンプルなデザインにしました。
2015.09.06
ブレスレット-スタンド

お店でブレスレットをディスプレイするためのスタンドです。
何を作るにもどう組むか考え込んでしまうのですが、
今回は組まずにあわせるだけ。
バランスをとるのには時間がかかりましたが、
とてもおもしろいカタチとなりました。

商品が掛けられている姿を是非見てみたいです。
久々の自宅の家具の製作です。
材料は祖母が倉庫で棚板として使ってた板。
数十年のエイジングで真っ黒です。
こうなると樹種は何なのか中々分かりません。

針葉樹だと言うのは分かるんですが、、
においを嗅いでみても埃っぽい匂いしかしません。
木取りをして、削っていくと、、

きれいなオレンジ色が表れるとともに、あまい匂いが!
マツです!!

加工、組み立て。
製作するのは、高さのひくい引戸の棚。
カタチはきわめてシンプルで可愛らしいサイズです。
今回は、引き戸の扉に以前より試してみたかったものを取り入れてみました。

この表面の質感に風合いがある、フラットな引き戸。

近寄ると分かりますが、ダンボールなんです!
と言ってもただのダンボールではなく、強化ダンボール。
入手先
↓
矢野紙器株式会社
構造を工夫すれば家具も作れる程の強度なんです。

取り付け完了。ぱおーん。

寄り。ぱおーん。

トイレットペーパーが居心地良さそうに収まっとります。

以前から思ってたんですが、やはり確信!
無垢板とシュライヒの相性って抜群ですね!
「あと、◯◯mm大きくすれば、これも入るようになる」
収納を設計する際にはそんな思いがついついよぎって、
気がつけば可能な限り最大限の大きさにしてしまいがちですが、
今回はその「少しでもたくさん入れたい」「でないと、なんか損」
という思いを手放してみました。
最小限の贅沢ですね。
虹紙製作所/nijigamitool facebookpage
材料は祖母が倉庫で棚板として使ってた板。
数十年のエイジングで真っ黒です。
こうなると樹種は何なのか中々分かりません。

針葉樹だと言うのは分かるんですが、、
においを嗅いでみても埃っぽい匂いしかしません。
木取りをして、削っていくと、、

きれいなオレンジ色が表れるとともに、あまい匂いが!
マツです!!

加工、組み立て。
製作するのは、高さのひくい引戸の棚。
カタチはきわめてシンプルで可愛らしいサイズです。
今回は、引き戸の扉に以前より試してみたかったものを取り入れてみました。

この表面の質感に風合いがある、フラットな引き戸。

近寄ると分かりますが、ダンボールなんです!
と言ってもただのダンボールではなく、強化ダンボール。
入手先
↓
矢野紙器株式会社
構造を工夫すれば家具も作れる程の強度なんです。

取り付け完了。ぱおーん。

寄り。ぱおーん。

トイレットペーパーが居心地良さそうに収まっとります。

以前から思ってたんですが、やはり確信!
無垢板とシュライヒの相性って抜群ですね!
「あと、◯◯mm大きくすれば、これも入るようになる」
収納を設計する際にはそんな思いがついついよぎって、
気がつけば可能な限り最大限の大きさにしてしまいがちですが、
今回はその「少しでもたくさん入れたい」「でないと、なんか損」
という思いを手放してみました。
最小限の贅沢ですね。
虹紙製作所/nijigamitool facebookpage
2014.08.25
『木の器』はじめました。
「木の器」を始めました。
虹紙製作所の嫁が担当します。

樹種は、奥から、
モチノキ、サクラ、メープル+サクラ+ウォールナット、タモ。
サクサク削れたり、目が詰まっていて堅かったり…
どんな形にしようかな?
この器には何を入れようかな?
あれを入れたいから、こういう形にしよう!!
などなど、用途を考えながら楽しく削っている
今日この頃。
虹紙製作所の嫁が担当します。

樹種は、奥から、
モチノキ、サクラ、メープル+サクラ+ウォールナット、タモ。
サクサク削れたり、目が詰まっていて堅かったり…
どんな形にしようかな?
この器には何を入れようかな?
あれを入れたいから、こういう形にしよう!!
などなど、用途を考えながら楽しく削っている
今日この頃。
2014.08.15
ステンレスと木の表札

自宅の表札。
インターホンがちょっとあれなので、
きっちりと機能ははたしつつも、表札となるステンレスの板で
表面を隠してしまおうというアイデア。

まずは図面を描く。
紙に書いたりcadを利用したり。
インターホンも外寸、カメラの位置などを採寸し、
図面に落とし込む。

ベニアで簡単な試作を作る。

実際に当ててみて、
カメラ、押しボタン、スピーカー、マイク用の穴の位置が、
インターフォンの機能に支障が無いか確かめる。
支障があれば穴の大きさ位置の変更をし、再度試作にて確認。

ステンレスを支える木部の製作。
材はマホガニー。
場所的には軒下、強い雨風の際にはぬれる場所。
耐水性にも定評のあるガラス塗料を塗ってみよう。

寸法が確定すれば、cadデータを鉄工所に送ると、
レーザーにて図面の通り加工してくれる。
今回は2mmのステンレス、ヘアーライン。
木部を壁に取り付け、仮設置。

カッティングシートを貼る。

完成。
これはなかなかいいですわ!
2014.07.17
ボビンの把手

先日、縁があったお仕事でボビンをじっくり観察する機会に恵まれました。
ミシンをお使いの方には毎日見慣れた当たり前の存在かもしれませんが、
僕にとってはなかなか新鮮です。

ふと思い立って、早速旋盤にて色々な木を削り出し、
ボビンと組み合わせ。

把手を作りました。

早速工場の抽出しに付けて見たものの、
口板のOSB、針葉樹合板が結構ごちゃごちゃとうるさい表情なので、
完全に把手が死んでしまってます。
相性は、真っ白の口板の方が良さそうですね。

この把手、横から見ると円柱が途中で分断された様な不思議な形となりました。
革や、いろんな色の糸を巻いてみたりと、
ここからも、なかなか遊べる余地がありそうです。
2014.04.03
製本プレス 手機械(サイズオーダー)

ブログに掲載していた「定番製本プレス」を見て頂いたお客様からのご依頼。
今回はご使用状況に合わせ、サイズや形状も再設計させて頂きました。
サイズはA4をプレスできる大きさに、
また、ハンドルは締め付けに力が入り易い様に径のおおきい丸ハンドルにしました。


一緒に山出しの際に使用するバッケ板、プレスの際に使う押え板も製作。
バッケ板は製本プレスに設置する際にずり落ちない様にストッパーが付いている
形状にしました。

プレス機に設置したところ。
製本プレス
材:シナ合板
サイズ:w445*h274(ハンドル、ネジ除く)*d200(ハンドル除く)
最大プレスサイズ:A4
価格:65,000円(税抜き)
2014.03.30
杉のすのこ

これ、間にスリットがないので恐らく「すのこ」とは呼べないんでしょうが、
適当な呼び名が見つからなかったので。
キッチンの高さが身体に合ってなくて、
酷い肩こりに苦しんでおられるお客様からの依頼。
とてもそのままではキッチンに立てないと言うことで、
ご自身でホームセンターで購入したすのこを2枚並べ、
その上で家事をされていましたが、
不安定だったので、もっとしっかりしたものをと言うことでご依頼いただきました。
長さはキッチンの端から端まで目一杯取り、
奥行きも床下収納に干渉しない限り極力広く確保。
高さ5cmのステージの様なものを杉のフローリング材で作りました。
床に置いているだけなので、
掃除の際にも簡単にずらすことも可能です。
キッチンの身体に合った高さは
身長から割り出す公式もあったりもしますが、
もちろんこれは一般的な目安で、
実際は人それぞれ。
メーカーショールームなので「私の身長なら、、」と尋ねても、
「実際に色んな高さを体験されて下さい」
と、あくまで実際使うお客さん自身が決める様に促します。
ところが、「高すぎる」「低すぎる」ならはっきりと分かるのですが、
本当に微妙なちょうど良い高さと言うのは、
短時間にショールームのキッチンの前に立ってみても、
なかなか分かるものではありません。
シンクの底、まな板で切るところ、コンロにお鍋を置いたらとき、
と、場所によっても高さが違うことも、よくわからなくなってくる要因だと思います。
今回のお客さんの身長は150cmでキッチン高さ85cmをお使いでした。
もちろんショールームでも高さは体験されたようですが、
実際に肩こりが始まったのは実際に住み始めて2ヶ月程経った頃だと言うことです。
偶然にも、使い手の身長、キッチンの高さ共にうちと全く同じなのですが、
うちの嫁にはとても快適で何の問題もないようです。
傾向としては、高さが低いとかがむので腰に、
高いと腕を上げないといけないので肩に負担が掛かることが多いようです。
キッチンの高さ決めと言うのは念入りに時間をかけた方が良いですね。

納品後は肩こりもおさまり、快適にキッチンに向かって頂けました。
長さ:2400mm 幅:380mm 高さ:50mm
材料:杉