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機械、道具 Archive

ヤスろうかい2

先日、その辺(その辺といったらその辺です)に転がっていた少し錆び付いたヤスリを拾い上げよく観察してみると、どうも片面は刃が切られてないようでした。少し前にこの形状のヤスリについて取り上げたばかりでしたから、このタイミングの少し驚き嬉しくなりました。(まあ、そんなに大袈裟なことでもないんですが、しかし、今まで見たこと無かったものがこのタイミングで目の前に現れたもんで。)

ヤスリ1


そして、錆を落としてみるとやはり片面すべすべ。

ヤスリ2


表側にもある程度錆がまわっていたので、これでは刃はだめかなと思いながらもその辺の(その辺には色んなものがありますね)鉄をすってみると、思いのほか良い感触、手ごたえで鉄がおりたのでまた嬉しかった。悲しいかな何故かしらこういうことに小さいながらも喜びを感じてしまいます。

それはそうと、ヤスリの刃の形状かと思っていた、並目、細目、油目、精密というのは刃の荒さ、つまり番手のようなものという事を知って少々面を喰らいました。今はもう並目以外の細かい刃をつける職人さんがなかなかおられないとか。あちらこちらでよく耳にするような話ですね。

ヤスろう会

もちろんそんな会は存在しませんが、先日の刃物倶楽部にて興味深い話が聞けました。木工をされている方なら誰しも木工錐などは自分で研磨することだと思いますが、僕が研磨に使っている目立てヤスリは購入してからそれほど使用もしてないのですが、どうも滑って削れなくなってきました。まあ、その辺で買ったので(その辺といったらその辺です)致し方ないかとも思うのですが、かといって今まで気がつけばそこにあったというようなものばかり使っていたので、選ぶ基準も持っていなくてそんなおりに刃物倶楽部。そして気付けばとなりにはカネ順の光川さん。とまあ、実は自分からすり寄っていったのですが、鋸鍛冶でいらっしゃるのですからそれはヤスリも知り尽くしておられるだろうと思いどういったものを使われているのか尋ねてみました。断面は潰れた菱形のようなあのカタチなのですが、何でも裏側は全く目が立てられていないそうです。もちろん特注。なるほど、その形状ですと余計なところは削らずにすむ訳です。そして、ヤスリの製造元は広島に多く、壷の銘が入ったものが多いようですが、それは焼き入れの際にヤスリに味噌(食用)を塗るところから来ているという事でした。ウチに帰って検索してみると広島県呉市の仁方というところに多くのヤスリメーカーがあるようで、製造工程なんかも紹介しているHP(その1その2)なども見つけました。鋼はSKS-8だそうでそれだけでは何のことやら分かりませんが、炭素量を見るとなかなかの高さです。刻まれている目の種類もいくつかあり、更にその刻まれた目の細かさなど奥深いですね。どちらかと言うと道具のための道具という感が木工にとってはありますが(木のためのヤスリもありますが)、そのあたりの今まであまり知らなかったこと、もう少し突っ込んでみようかと思います。

ピラニアソウ(ピラニアソー?)

先日の浜田学級にて教わった模型作りについて、
自分でも家でおさらいしようかと思い、
小さいものを切るための鋸を検索して探していて見つけたのがこれ。
ピラニアソウ

小型の胴付き鋸でもと探していたのだが、
これが中々ちょっとした小さいものを切るのに良さげだったのと、
刃物は日本ものが一番と完全に凝り固まってしまっている
自分の頭の固さが潰しているであろう
新たな可能性を少し見直してみようということで、
試しにオフコーポレーションにて購入。
鋸の鋼についてはそんなに詳しくは知らないのだが、
鉋、鑿等に比べると不純物がむしろある程度入っていた方が良いらしいが、
このピラニアソウはスウェーデン鋼だそうだ。
日本の鋸に比べると、しなやかさが無くかなり堅い気がする。
刃は細かくそれなりにきれいに切れるが、
普通の横引きとは違った少しかわった感触だ。
横引きが木の繊維を刃物で切り進んでいるという感触に対し、
これは棒ヤスリでスリスリしているような感触がある。
試しに木の繊維に対し、縦、横と両方切ってみるが、
あまり感触に違いを感じなかったのが不思議だった。
ピラニアソウ2

木だけでなく、プラッスティック、
はたまた、鉄釘まで切れるそうだが本当だろうか。
まあ、嘘はつかんか。
鉄釘ですら切れるそうなんで、アルミ、真鍮程度も
サクッといってくれるのでしょう。本当だろうか。
まあ、嘘はつかんか。

しかしながら、ヤスリのような柄や
元から先まで同じ刃幅でベタッとしているところなど、
プロポーションではどうしても何か鈍臭く見えてしまう。
普段見慣れている(決して使い慣れてはいない)日本の鋸の方が
うつくしいと思った。


domino

クリームパンを食べ、
引き取りが明日へと迫った仕事を
もう一踏ん張りして追い込んでいこうかと思っていたときに、
社長が登場。

急に早まった納期に、
何とか交渉するからもう遅いから帰りと言ってくださる。

はい、お言葉に甘えまして。


外はタコ殴りの雨。
駐車場まで走るもそこそこ濡れる。
車通勤やのに濡れたなと思ってたが、
家につくまでに乾く。
というのは昨日の出来事でした。


最近工場で、dominoというのを導入。
未だ未使用。
いろんな道具があるもんですな。

シンナーしんどいな

仕事で使う速乾ボンドを吹き付けるガン(スプレー)で、
調子が悪かったものをきれいにするために
バラしてラッカーシンナーに漬け込んでいたのがあったので
昨日は、仕事が終わってからそれを組み立てていた。

基本的にはベースとなる大きなパーツに小さなパーツを
引っ付けて行けばよいのだが、
それが似た様なパーツばかりだったので
他のバラされていないものをお手本にようよう組み上げたが、
結構時間がかかった。

何よりも、シンナーで頭が痛くなってきて
しんどくなってきたので
それで集中力も無くなってきた。
家に帰っても頭痛が残った。

前からどうもトルエンには極端に弱いようで、
以前の職場でトルエンが含まれていた速乾ボンドを
使用していた際には、室内に充満した匂いで
直ぐにぐったりとなったが、
最近は速乾も「トルエン、キシレン」フリーとうたわれるものが
殆どなのでさほどしんどくもならないので助かる。

それらを取り除いた代償として、一時期は接着剤の
性能が低下したようだが、
最近は改良されて向上してきたようだ。

でも、シンナーの方はやはりトルエンが入っていないものは
弱々しく思えてしまう。
実際、ホームセンター等で購入出来るラッカーうすめ液というのは
なんか性質がまた違うもののようだ。

メンテナンス、清掃用に固まったゴムのりなんかも強力に溶かし、
尚かつ有害な揮発性分も殆ど発生しないようなものは
出てきてないんだろうか。
自分が知らんだけか?

いずれにせよ自分には塗装工は間違いなくつとまらん。

湿度

木の含水率が気になって、
水分計が欲しいなと思っていたのですが、
高価やし、そんなに無垢でばりばり製作出来る訳でもないので、
見合わせていて、
それよりはまず湿度かなと思って湿度計を買って、
1階のガレージ兼作業場と、2階の住んでいるところに
一つづつ置いてます。

それまで、どれぐらいだと乾燥してるのか、
雨が降ったらどのくらいの湿度になるのか等、
ぜんぜん分かってませんでしたが、
そろそろ、もう1年近く設置してますと、
だいたいどんなもんか分かってきました。

冬には50%切るし、そこにストーブ点けたら40%程になります。
そうなってくると、のども痛くなってくる。

雨が降ったら80%近くになる事もある。
最近はずっとじめじめしてるので、
ずっと75%程度で長期間つづいてます。
口を埋めてる鉋はことごとく、口埋め部分の木口が凹んでます。
(実際にはそのまわりが湿気を吸って膨らんでるのだが)
これは、今直しても間違いなくまた狂うので、
どうしても使わなければいけない場合以外には
ほっとけでしょう。

それより、そんなところに晒すんじゃなしに
ちゃんとした保管場所を用意すべきなんかな。

自作真空ポンプ2

バキュバンに真空ゲージを取り付けました。
少々不細工です。
真空ポンプ

ゲージの重みで前に倒れます。
真空ポンプ2

最高、この程度の真空度に達します。
真空ゲージ

バキュバン

バキュバン

真空ポンプと食品保存容器です。
簡単な作りですが、キャップに工夫がしてあり85%の空気を抜くことが出来ます。

本格的な真空ポンプでは10のマイナス○乗Paといった高真空状態が得られますが、
自分の用途では、大気圧の1/3程度に下げれれば十分なので
なかなか使えそうです。

本来の食品保存としても優れていると思います。
また、付属のキャップをワインボトルに付けて脱気することにより
酸化による味落ちも防ぐことが出来ます。

只今、この容器に真空計をどうやって付けるかを考え中。

刃口埋め

先日わけてもらった寸八と、同じく寸八の長台の二台の
刃口埋めをして、台を直し使えるようにした。

墨付け
墨付け

長いので下に続きます。↓

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ストレス

昨日一旦書いたが、引っ込めた記事。
いまいち確信に至れないし、思い込みも激しいので

「そういうことってないのかなあ」

と思えてしまったことに対して、
確かめというか、実験。

普通に、研ぎ減らして裏切れしたんじゃなくて、
鋼の割れや、中古の酷いのを直したりするのに
グラインダーなどで大きく刃の長さを落としたとき
裏切れは激しいものとなります。

平らなところに裏を下にしてぺたっと置いてみると
隙き間はまるでアーチの様に大きなものとなってるはずです。

この激しい裏切れを出すには相当叩かなければならない。
そして、叩いて出せたとしても
裏は刃先付近から急激に曲がることになる。
どんな金属でも曲げれば、少しばかりのスプリングバックがあるし、
金属疲労もたまる。
そして、あまり無理をしすぎると折れてしまう。
この様に、思いっきり切れた裏を出した時の
刃先付近にはかなりのストレスがたまっているのではないかと
そんな気がします。

「無理矢理押さえつけられてるけど本当は戻りたい!」

と言う声が聞こえてきそうな気がします。

”気がする”ばっかりですが頼りない話ですが、
ストレス抜きを試してみました。
160℃程度に20分程付けておく。

焼き戻し


それにしても鍋が大きすぎて油がもったいない。
寸八ちょうど入る程度の鍋、安いの探しておいたほうがいいですね。

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